晴れの日、夏の終わり

2022.9.28

【西からAぇ!風吹いてます!おてんと様も見てくれてますねんLIVE2022】

長い!とにかく長いねタイトル!大倉くん長いですありがとうございます!!(名付け親)

アリーナ単独、関東進出!おめでとうございます。

オリ劇単独に続き、初日一発目の公演をもぎとっていざ横浜。

サマパラが全公演中止になった夏(これも初日に行く予定でした、どんだけ初日)

前日の夜に中止のお知らせがきたとき、残念だなぁとか見たかったなぁという気持ちより、正門くんが高熱に苦しんでいるという事実がほんとうにショックで。ここまでコロナに負けず走り続けてきたことを振り返っては、本人がいちばん悔しいだろうな、見せてあげたかったなとどうしようもない気持ちでいた。

その日の夜、メンバーひとりずつのコメントと正門良規のうちわを手にTDCのステージに立っているみんなの写真が更新されて泣いた。ほんとうに泣いた。見たかったじゃない、Aぇ! groupみんなにステージからの景色を見せてあげたかった。やりきれないなぁ、ほんとうに。いつまで経ってもコロナが憎いよ、憎い夏だ。

 

 

他担よりあっさり手放したはずの夏だった。自担のコロナ感染はそのくらい諦めがつくものだった。

だから事務所の計らいによりおてんと魂として戻ってきた時は本当に驚いたな。多忙なスケジュールのなか用意されたぴあアリーナMM 2days。

サマパラが中止になって2週間で決めるそのスピード感と

「9月末に伝説のLIVEを作ってこの夏を終わらせましょう」「なんとか箱を見つけてきたので」

わざわざそれを伝えに大阪まできてくれた東京のスタッフ、Aぇ! groupのために力を尽くす大人たちを目の当たりにしてなんかものすごく込み上げた。わたしの夏、救われました。

 

ぴあアリーナMM


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めちゃくちゃに晴れてる。Aぇ日ですね!!!!!!

オープニングのアニメーションからもう楽しいやつだと確信していて(タイトルロゴの時点で気づいてはいたけどね。がおがおぶーっ!みたいな、Eテレ)

出てきた瞬間の衣装!!この世の色と柄をぜんぶ繋ぎ合わせたみたいなガチャガチャの衣装、西の男たちの勝負服だなぁ!お洒落とか洗練されたとかではないんだけどとにかく景気がいいんだよね、衣装の景気がいい。アホ新世界→ええじゃないか→がむしゃら行進曲と進んでいくの本当に筋金入りの西、西、西、関西からのご挨拶だった。衣装の柄が柄だし色が色なので「分かった、襟のフワフワはメンカラなんだね???!!!」と思いきや「あれ?これ小島か」「あ?これも小島?」

なんなん?!!!?

袖のフワフワがメンカラなんだね!!!???襟じゃなくて袖!!!紛らわしくてウケた。(どうも昔の金色衣装のリメイクだったらしい。金色衣装もびっくりしただろうな、柄の布めっちゃ貼るやん!!?て)

急遽ご用意された夏のぴあアリは正門くんの主演舞台の直前で。"1870年ゴッホ"と調べてオーダーしたパーマ門でステージに上がる自担、関バリでパーマを見たとき「ゴマちゃんの飼い主かな」「アシベwww」「顔はゴマちゃん」「オモロパーマ」というやりとりを同担としたんですけど……

 

かっこよ!!!?????!!!!

 

あまりにも正門くんのパーマがかっこよくて内容がはいってこない、なに!!!?ぜんぜんかっこよくてなに!!!?ほんとうにかっこよくてなに!!!???だった。

えっ、なに?????????????

黒髪から明るい茶髪になっていたのもあるけど、王子様衣装と1870年代のゴッホパーマってよくよく考えたら相性良いんだよね。時代のあれで(あれ)

 

あんまり覚えてないながらに書き残すけど、"僕らAぇ! groupって言いますねん"ついに自己紹介曲ができた。これは熱かったなぁ。作詞:Aぇ! group、作曲:佐野晶哉、正直覚えてられたのは良規フィーバーイェーイくらいだったんですけど(記憶がガバで)多才であり多彩な彼らの魅力を詰めこんだ濃い1曲だった。単調じゃないところが逆にAぇらしいというか。

そしてソロ曲と続くんだけどバックをAぇがやるのすごい良かったな。バックがAぇどころかリチャの宙船ではスタッフがステージでかなりお手伝いしていてチープな小道具に芯の通った歌声、腹這いで台に乗っかりスイスイと進んでいく体幹…この演出でここまで感じてしまうの逆にすごくないか?

晶哉の100点カラオケの再現も良かったな~。あの時と同じ衣装で歌う晶哉、あの時と同じように祈る正門、福本、末澤、芸が細かいのよ。

ソロ曲、オタクの"やってほしい"は山ほどあれど今回結構斜め上だったような。バックにAぇがつきその他はスタッフが埋めるというそのシンプルさと選曲の意外性も含め"なんか楽しい"だった。小島はタッキーに怒られろwwwww(ってフォロワーが言ってました)

"愛・革命"の小島

 

コントコーナー"Aぇ!家族物語"

コントコーナーなんだけど彼らグレショー仕込みの演技派でもあるのでとにかく役の解像度すごいなとなった。正門くんの沼落ちブログにオカンのポテンシャルが高いって書いたの思い出したんだけど正門くんほんとうにオカンの解像度が高い、オカン歴がダテじゃない。もんビバ熟年夫婦にもんビバオタクの血が騒いでしまうなぁ。犬~ちぇの誘惑にビクともせんオカンまじで愛じゃん、ヨシ子のベールを優しくおろすオカン、それをうしろで控えめに見てる禿げたオトンそしてサムニュー。幸せすぎてなんか参列者の感情で見てた、うっかり泣きそう。ヨシ子が喋ってるの聞きながら「むずかしい子ねぇ…」って呟いたのまじで母の悩みだったしピラミッドの上に誘われたオカンのオカンっぽいはしゃぎかたとか…正門くん、完全にオカンでした。

 

MCのもんビバちぇ

大晴「ねえ!みんな聞いて!いままっさんほんとすごいんよ!!めちゃくちゃ忙しいんよ!!」

って急にでかい声で訴えかけるちぇ、ほんとうにかわいかっためちゃくちゃでかい声だった。そんだけでかい声でこっちに話しかけてきたわりに肝心の"忙しい"の中身はほぼ小島が喋ってるのもかわいいだった。大晴くん、なにを喋ってもかわいいねかわいいね…となる。もはや会場全体で大晴くんをあやしている感じ。よ~しよしよし

舞台の稽古期間中はメンバーから送られてきた動画でコンサートの準備をしていたらしい。誰のダンスを参考にしたらいいか分からなかった(みんな特徴的で)の正門くんに謎の共感をした(Aッ!!!!!!の振り付けレクチャー迷った末、正門くんの振りで覚えたオタク。正門担なので。)

「忙しいけどスリルを楽しんでますわニコニコ」の正門くん、1ミリもしんどそうな顔をしないアイドルですごいよほんと。諸々終わったらいっぱい寝てほしい。

 

MC終わり1曲目のオモイダマ、そうきたか!と驚いた。正門くんのアコースティックギター1本で歌うオモイダマ(正門アコースティックギター良規←草間リチャード敬太より長いというやりとりもあった)

すごい贅沢だこれ。今放送中のグレショー"美しい人"かなり歌を頑張っているなと思っていたけど、この挑戦には痺れたな。コントでも所々グレショーで培った動きを感じたんだけど、なんでもできる人たちはなんでもやってきた人たちで。その自信が新たな挑戦に繋がっているわけだから本当に無駄な事なんてひとつもないんだよなぁって思った。青ナポ衣装とパーマ門、良すぎてむりだった。

 

振り付けが課題になっていた新曲のAッ!!!!!!も楽しかった~、初心LOVEはフォーメーションのところから客席がどよめいていて大吾の歌割りをバリ渋で歌い上げる正門くんに熟成された初心LOVEくらった、初心(ヴィンテージ)みたいな。

Big shot!!、へそ曲がり、SHAKE、Happiness、ズッコケ男道、Oh Year!、比較的"わかりやすい"セトリにあぁ彼らの関東進出を見てるんだなとなったしOh year!のイントロでサマスペを思い出し込み上げてしまった、あの夏も絶対に忘れたくないな。

 

エレキギターを掻き鳴らす正門くん、これはもう何度も見ているけどやっぱり特別好きで。こんなにも好きを体現できるものってなかなかないし、それを手放さず持ち続けてきた人の熱量には、やっぱり何度でも圧倒されてしまう。元々バンド曲でまさまさがアイコンタクトとってるのを見るのがすごく好きだったんだけど最近は大晴くんともかなり絡んでいて大晴くんのベースに余裕がでてきたんじゃないかなって。ちぇ、努力のひとだもんね。バンドの"血"というのかな、共鳴しているようなあの顔ほんとうにいいよね。

 

My dreamsの歌割り

"約束するよあの場所に連れてくから"

これ、正門くんのパートだったけど"約束するよ"が正門くん、"あの場所に連れてくから"がメンバー全員でになっていたの、あの歌詞に関ジュではなくAぇ! groupとして意味を持たせていたのはなんだろう、くるものがあった。

最後の挨拶「分かってるよね?今が推しどきです」という末澤さんの言葉も刺さった。

Jr.担は言葉ひとつ挨拶ひとつに、意味を見出す。Jr.だって意味を持たせているんだと思う。

確かな事なんて何もないJr.の世界で、手放さず腐らずここまできた人たちの言葉はその意味を知ったところで重みは変わらなくて。"推しどき"というその風向きを作ったのは周りではなく紛れもなく本人たちの力であるとわたしは思っているんだよね。

いまそれを、あえて言葉として伝えていく。もうそこまできているんだなぁ。あの言葉は末澤さんだから言える、末澤さんにしか言えない、そう思った。

 

手繋ぎのくだりで「せいやくんどこ見てるんすかぁ?」「おれのパーマ見て話すひといるよね、目じゃなくて」の末規があったんだけど、最後の最後に末規展開はやめてほしい。情緒がしぬ。

そこからパーマいじりになって正門くんが自分で髪をグシャグシャにしてトリミング前のプードルみたいなまま終わったの、めちゃくちゃかわいかったな~~~犬

パーマいじりというか愛ある労いかな、たびたびパーマの話にもっていくのを労いだなぁと思いながら見てる。そういえばこれだけドラマやら舞台やらあるのに彼らひとつも告知がなかったな。告知という時間をとっていなかった。

 

パーマにしてからというもの髪形で笑いをとりにいく事も多かったけどコロナを乗り越えてゴッホの頭でステージに立った自担、オーラスの翌日が舞台のゲネ、そして本番と濃すぎる毎日を生きている正門くんが挨拶で、自分のいる場所とこの仕事が本当に大好きなんだと話していて。

おもしろがって、という言葉もまた聞けた。現場に入るたびに「おもしろがって」という自担の挨拶を聞けるんだけど、100人オタクがいたら100通りの解釈があってオタクの解釈すべてで自分というアイドルはできていますの人、その芯がふっといところ、本当に大好きだなと思う。

投げちゅーばっかりして、なんならフォロワーさんも投げちゅーレポばっかり流してくれて(ありがとうございます)久しぶりに5秒動画あがったと思ったらそこでも投げちゅーしていて、だけどその投げちゅーがひとつも安売りにならないところ、ひとつひとつに重ための愛と湿度(湿度)を感じてソロコンぶりのアイドル正門良規を浴びておしまいになりました。

タイミング的に湿っぽくしようと思えばいくらでもできるけどおてんと魂、楽しかった!

これからが楽しみで仕方なくて、まだまだ追いかけていたい、Aぇ! groupの歩幅で点と点を繋げていってほしい、そう思った。

 

関東進出、初アリーナおめでとう!!

 

 

2022年夏、完走です