今日という日に青を占う

11月28日

正門くん、26歳のお誕生日おめでとうございます!

 

年末のオリ劇単独、年始の狼煙、そしてソロコン、NHKのお散歩番組てくてく絶景、NHK特集ドラマアイドル、コロナの療養で幻となったサマパラ、悲しむ隙を与えずねじ込まれたぴあアリ単独2Days、主演舞台ヴィンセント・イン・ブリクストン、グループでのan・an初表紙、まさまさの表紙(これも初)、正門くんステスク単独表紙(Jr.の単独表紙は初)

この他にもHEPのキャンペーンや24時間テレビ3年連続スペシャルサポーター、万博の岸田総理のバック(?)とかセブンイレブンキャンペーン、大阪城大名行列と野外ライブ…そしてグレショー全国公演!!!!!!2023年全国ツアー決定!!!!!!

まだまだあるけど書ききれないからこのくらいで。というかなんとなく下書きに書き溜めてたらどんどん仕事のお知らせがきて書き足していったからまぁまぁ全部書いてるような…

去年も思ったけど今年はさらにすごかったんだよ本当にね。

猛烈なスピードで進んでいく彼らの煌めきとかエネルギーにめちゃくちゃパワーをもらったし、夢中で追いかけてただただ楽しいそんな1年になった。

私はたぶんいい時期にファンになったんだろうなぁ。

«なにわからAぇ! 風吹かせます»

リアルタイムで間に合ったのはこの番組を卒業する少し前だったかな、そんな彼らに夢中になってあと数ヶ月で2年経つけど今年の秋、サマパラの振替のようなかたちでねじ込まれたぴあアリ単独コンサートにつけられたタイトルは

«西からAぇ! 風吹いてます»

Aぇ風吹いてます……そうか~風はもうとっくに吹いているのかとしみじみ思ったりした。

 

特集ドラマアイドル出の正門担が生まれ、グレショー出のAぇ担が生まれ、私も新規ではあるんだけど「染、色に間に合わなかった」「ソロコンに間に合わなかった」そういう話を聞くたびにオタクたちをとり込んでいくそのスピード感にハッとさせられる。TLに流れてくる沼落ちブログに頬を緩ませながら出会った頃を懐かしく感じてしまうよ、いやわたしだってド新規。

「見つける」みたいな、○○出の○○担というものに憧れもあって正直ちょっと羨ましくもある。私のそれは鮮やかな沼落ちといえるものではなかったからな、どちらかといえば落ちたというより気づいたら向こうが入ってきていたという感覚に近い。

気づいたらそこにいてくれてた、みたいな?なんかじんわりとその効能を感じている(温泉?)

だけどもうすぐ2年が経とうとしているいま改めて考えると、これめちゃくちゃ正門くんって感じがするな。

 

「正門くんは優しいよ」「へ~そうなんだ」から始まった私の興味が今となっては

「正門くんは優しくて落ち着いていて情緒が安定している。加えて誠実で柔軟で責任感があって強靭なメンタルで確かな語彙力なのにしれっと失礼で重くて湿度があってちょっとどんくさくて努力家で自己肯定感が高くて冷静でだけど熱いところもあって親身で頑固でドライで男前で───」

喋りだすと止まらないよねなんなの?占い師なの?数打ちゃ当たるタイプ?

だけどどういうわけか知れば知るほど解像度は下がっているような気もしている。

今年は正門くんからお母さんを見いだし(おてんと魂)リア恋を見いだし(某雑誌による式場下見)お父さん(父と娘のようなふたりです!のおりかど)を見いだしてもう訳がわからないよ、ドリライのラブソーはなんか結婚だったし(結婚だったし?)

 

 

正門くんって一体何者なんだろうね?

正門くんは常日頃から「僕たちからでるものを好きなように解釈して好きなように楽しんでください」と言っている。「(ファンの皆さんに)おもしろがっていただいて」と言うことも。

それ以上にどうしてほしいというのを受け取った事はなくて、自分というアイドルはこうだからという意思や覚悟のような言葉が添えられる事はない。ブランディングしないというブランディング、とでもいうんだろうか。

"好きにおもしろがられる"を許容するということは、アイドルという職業を選んで生きるひとたちの宿命、線引き、もっといってしまえば諦めともとれると私は思っているんだけど

(ステージに上がって人生を送る者としてファンに好きに楽しんでいただく事への覚悟や、その対価として自分は欲しいものを手に入れさせてもらい良い思いをさせて頂いて──という話をガリさんがWebでしていました。ガリさんの言葉にはオタクを導くような統率力があるね)

正門くんの場合はそれとはちょっと違うかなと思っていて、正門良規というアイドルを作るのは正門良規を見ているファンの皆さんであるというごくごくシンプルで純度の高い、揺らぐことのないアイドル精神のような、そんな気がしている。徹底しているという言葉さえあてはまらない、自分というアイドルの全てをこちらにゆだね、全てを受け止めるその余裕というか、心意気、精神力…う~ん、なんかちょうどいい言葉が見つからないな。

ひと(オタク)にはひと(オタク)の正門良規になりきることを大前提に土俵に上がってるみたいなところがある("なりきる"ってのも違うかな、ナチュラルに"そう"なんだよ)

MyojoのJr.大賞意気込みページで「僕が恋人になったあかつきには皆さんが妄想したとおりの正門良規がいます」って書いてあったけど、このひとのそういうところ本当にすごいなと思うんだよね。

いっぽうで「うちの猫かわいいですよ~」と言いながら「見せへんけどね」を貫いた正門くんのアイドルとしての感覚を私は信頼してるというか。ここで信頼とか言いだすの本当にオタクごときが失礼だなって感じなんだけど、あれほど生活のあらゆる瞬間を記録してウェブでファンに公開してくれる正門くんの、"ない"ようでちゃんと"ある"、その境界線が仕事とプライベートとの線引きだとしたら私はその姿にすごく共感してしまうよ。

忙しいだろう、しんどいんじゃないかな、応援していくなかで心がザラつくときも正門くんがこちらに見せる日常は驚くほど安定していて穏やかで、たぶんROTのような苦悩を消費するタイプのドキュメンタリーは向いてないんじゃないか。取材する側が面食らってしまうんじゃないかとさえ思う。

ここも不思議なところで、なんでも見せてくれるけどなんにも見えてこない。オタクの心配をよそにどんな瞬間も拍子抜けするほどさらりとかわしていく正門くんは本当に不思議なひとだなと思う。(とはいえ小島が毎回オタクと同じ温度で心配してるのめちゃくちゃ助かってるよ。もんビバ一生一緒にいてくれや!)

アイドルとしての福利厚生が手厚すぎて正門良規という人間はいつまでも見えてこないというか、アイドルとしての福利厚生が手厚すぎて正門くんの"人間"の部分を知ろうなんて烏滸がましいとさえ思う。

それだけアイドルという仕事にひたむきで、そして、アイドルとして誠実なんだなと気づかされた1年だったかな。

私が思ってるよりずっとアイドルを生きてんのよね正門くんは。本人は別に普通ですよ~みたいな顔してるけどぜんぜん普通じゃないと思うよ。いやでも本人はまじで普通にやってるし(以下略)

 

NHK特集ドラマアイドルのなかで、明日待子さんが出征していく学生に向けて言った「私はずっとここにいます。だからまた会いに来て下さい。」という言葉があったんだけど、あの時代のアイドルたちは戦地という生きるか死ぬかの場所に向かう人達の光であったわけで。

「日常を取り戻せたとき、あの場所に行けばまた待子さんに会える」

それは人間の生きる活力、生き抜く支えになるのではないかと考えた。じゅうぶんすぎるほどに。

出征しなくともオタクしてる場合じゃない瞬間はある。本当に私生活がそれどころじゃないときってあるじゃん私はあるよ。

アイドルは日常を取り戻せてようやく楽しめる光のような存在だし当たり前でつまらない毎日でもアイドルを眺め、お金を払って雑誌を買い、アクスタを買い、オフショを集め、現場に通う余裕があるって有り難い事だな~と思う。今年は特にそれを痛感した。

人生を変えてくれる訳でも一緒に背負ってくれるわけでもないし、アイドルも私も自分の人生を自分の足で歩いている。

私が彼らを応援できるのは暮らしがあってこそで心に余裕があってこそで。

時代が変わろうともアイドルは影を纏ったリアルではなく変わらずそこに立ち続けてくれる、いつ寄りかかっても変わらずそこを照らし続けてくれる光のような存在であってほしいかな。んで、アイドルはただそこにいるだけでかっこいいんだから自分の事イケてるな~かっこいいな~と日々思っていてほしい。オタクが介入できないくらいいつだって自信に満ち溢れていてほしいよ。

これは完全なる私のエゴなんだけど、正門くんはこの1年も私にとっては光でしかなかったんだよね~、私が正門くんに光を見いだしたとかじゃなく、そのまま受け取っても溢れんばかりに満ちた光みたいなアイドルだった。

 

まさかどくんのおたくするの、たのしい(小2??)

 

野郎組の番宣のためにひとりで出演した生放送の情報番組ゼロイチ。その番組内で「アイドルとして大切にしていることはありますか?」と聞かれた正門くんが「愛されるプロであること」とニコニコ答えていた姿をたまに思い出すんだけど

牛の顔したクッキーを食べるときに「耳失礼します」って耳からかじっていた正門くんも私は記憶に残っていますけども。カワイイじゃん……

愛されるプロ、めちゃくちゃシンプルだけどアイドルの原点のような言葉だなぁって思った。

 

「愛情やと思います。」「愛です。」

自分やグループに向けられた厳しさに対してもその姿勢を崩さない正門くんを何度も見てきた。

「アイドルって事をプライドとしても戒めとしても持っておきたい」

「自分がアイドルだってことにリスペクトと意地が両方つまっている感じ」

このテキストも好きだったな。

アイドルらしくない、ジャニーズっぽくないがなんとなく褒め言葉になりつつあるこの時代に、とてつもない精神力で日々アイドルという仕事を全うしている正門くんは、アイドルで居続けることやアイドルという肩書き、アイドルとして愛されることに誇りを持っている、というか少なくとも私はそんなふうに日々受け取っているよ。

 

正門はなんでもできる(気がする)

正門はみんなに愛されてる(気がする)

そう信じ続けていてくれる正門くんの嫌味のない自己肯定感や言葉選び、そして乱されることなく、乱すこともなく自分の歩幅でアイドル界をずんずん進む姿は私にとって有ることが難しい"有り難い"アイドルでもある。

オタクなんて不健康でなんぼと思っていたけどこの1年も健康に正門くんのオタクやらせてもらったな、汗門ぽや門みんなの心の実家─────

 

Aぇ! group正門良規くん

グループとして、個人として、いくつもの顔を見せてくれる正門くんのどこが好きかと聞かれたらぜんぜん絞れないし、どんな人かと聞かれたら胡散臭い占い師みたいにベラベラ喋ったのち「分からない」と言おうと思うよ、これからも!

 

 

26歳のお誕生日おめでとう!!!!!!

この1年も健康にアイドルできますように!!

 

 

 

 

26歳の正門くんも"おもしろがって"いきたい




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