いちばん綺麗な青を

11月28日

無加工でこの天気すごくない?

雲ひとつない快晴、−3℃に震える朝です。


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正門くん25歳の誕生日おめでとう!!!!!!

私はというと東京に向かっています。

 

オタクがする"自担の誕生祭"なるものにはそこまで思い入れもなく、某アイドルの誕生祭(オタク15人くらいの)に呼んでもらった時には、途中何度も「帰りたい」と友人にLINEをしたりとオタクのくせにめちゃくちゃスンッとしてしまう瞬間があったりするオンナなので、はじめて迎える正門くんの誕生日だって、日付変わったらタグ片っ端からRTしてあとは1日中だらだらツイッターしよっかな~~~、日曜日だし!くらいでいたんだけど

 

友人の「28日、グローブ座の神宮寺の舞台観に行かない?どうせその日あけといたって正門くんに会えるわけでもないし」

 

"その日あけといたって正門くんに会えるわけでもないし"

 

それはそう、胸に響きすぎて肺に穴あくかと思った(友人にはお歳暮に良いオブラート贈りたい)

 

このひとことをきっかけに「東京でなんか青いもん食べてやろうじゃないの」となる。誕生日に便乗した綺麗めなヤケ食いとも言える。

 

神宮寺の舞台は発表された時から面白そうだなと思っていて。自分の"心持ち"的にもベストな状態で楽しめる舞台なんじゃないかなって、そんな気がして高まってた。

 

とはいえ、キーワード「青い食べ物」に初手で詰まる。

 

青い食べ物って…!!!!!!

 

やっと見つけた青空みたいなクリームソーダのお店は日曜定休だし、青いラーメンは時間が合わず(もう青けりゃなんでもいいの境地)

ああ、、こんな事ならいっそのこと新大久保で韓国料理食べさせて...ユスクとか...サムギョプサルとか..........

 

だんだんと青い食べ物に執着してる自分の状況に笑えてきて赤い食べ物に心変わりし始めたその頃、タリーズからハリーポッターコラボの青いドーナツ(レイブンクローの青)が販売されるという情報を得る。しかも私が東京に行く2日前から。

 

タリーズ!!!!!!地元にもあるタリーズ!!!!!!!!!!!!東京まで行ってタリーズ!!!!!!いやもうなんでもいいです決定!!!!!!

※後日、地元のタリーズではこのドーナツは販売していないと知り、私は誕生日にこれを食べる運命だったんだなって(理解)

 

という訳で食べましたよ朝イチで(売り切れると困るからね)


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食いかけかよ 

 

でもなんかかわいいことしてる、今日だけは特別な青。別の場所で同じようにドーナツを食べる予定のお友達もいたりしてなんかもうメインイベント終わったような気持ちになっちゃったな~~(まだ朝ですけど)

 

 

そしてグローブ座にも着いた



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染、色を思い出すねえ

6月は新緑が綺麗だったんですよ。ほら


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神宮寺の舞台すごく良かったな~~~!いや~良かった。

誕生日に便乗して行く先々で甘いモノも食べれたし。

 

 

だけど何よりも嬉しかったのは家族に「行ってきます」と言えた事。

2021年、春も夏も秋も中止にならない限りは現場に向かったしどの季節も楽しかった記憶は残っているんだけど、いつもほんの少しモヤがかかっていてなかなか晴れの日がこなかった。

「楽しんでおいで」と送りだしてもらえる事の有り難さ。これは当たり前ではないなと改めて

 

電車の窓から見える空はどこまでも青くて眩しくて、西も今日は晴れているかな。晴れていますようにって願った。

 

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私は正門くんが自称"すっごい晴れ男"を名乗っていること、そのわりにAぇ! groupの現場は台風やら雨が多いというエピソードが好きで。

 

折り畳み傘を普段から持ち歩いている正門くんに勝手に"らしさ"を感じていたりする。(折り畳み傘を持ってる晴れ男ってもうなんか矛盾してんのよ、かわいい.....)

折り畳み傘ってその人が「持ってるよ」と言わなければ持ってる事に気付かないアイテムじゃないですか。

例えば正門くんは、皆が土砂降りの雨に打たれている時、ひとり折り畳み傘を取り出す人ではないな。と思う。彼は皆と一緒になって雨に打たれるほうを選ぶ人だと。

好きな女の子の傘に一緒に入れてもらいたくて「折り畳み傘持ってきてんねん」とか言い出せない人かもしれない(ナニソレかわいいから私の傘に入ってくれ)

 

全部わたしの想像なんだけどね。

 

だけど、"用意ができる人"は"考える人"だと思う。誰も知らないところで足し算をして、そこから引き算もする。そんな風に立ち回れる人が好きだなぁと最近はよく思う。

 

 

 

「こんな俺を見てほしい」より「どんな俺に見えた?」そう委ねてくれる正門くんの仕事の姿勢に何度も救われたなあ。

舞台〖染、色〗ではじめて正門くんを観たときも、喉の心配ばかりをしていたサマスペも、やっと改行に慣れてきた長~~いAぇ!!!!!!も、ラジオもテレビもステージも見せてくれるもの全部。

今の自分が知っている正門くんを、今の自分ができる解釈で、酔いしれたり募らせたり笑ったり心配したり。

これだけ色んな感情を迎え入れても悲しいとか、なんかやるせないなぁとかマイナスな事を考えてしまう瞬間が少なかったのは、正門くんがもつ引き算の"上手さ"と、ナチュラルな自己肯定感なのかなと思う。その肯定感は安心だったし、救いだったし、なにより正門くんのオタクするの楽しいってそう思わせてくれた。

私の中のこじけんが「真面目でポジティブ~~!」って叫んでいます。

 

私が見せてもらった24歳の正門くんは間違いなくすっごい晴れ男でした!

 

誕生日の前日にTalking Rock!(2019.9月号)を入手して。

なぜ急に?という感じだけどこれもなんかのタイミングなのかなと思う。

"将来像として僕ら6人の中で共通してあるのは関ジャニ∞さんです(中略)

でも同じことをやっても当然勝てないので(笑)"

という言葉を見つけたとき、なんか嬉しくて。

まだまだ未熟な自分たちへ向けた「  (笑)  」

だけど、憧れとか尊敬のもっと先に挑戦を楽しむような小さな火が見えて

"自分たちなりのものを考えて見つけ出して形にしていけたらいいなと思います"

そう話していた彼の2年後の姿をいま私は追いかけているんだなって、パズルのピースをひとつ見つけたような気持ちになった。

これは覚えておきたいな。

 

 

 

25歳の正門くんもずっと晴れ渡っていますように。

たくさんの出会いと挑戦が待っているであろう25歳の正門くんが心身ともに健やかでありますように。

 

お誕生日おめでとう!

 

 

 

 

今日、いちばん綺麗な青が届いていますようにと願って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その人は青くてとくべつ

ひと足先にAぇ! groupのファンになっていたお友達から時々教えてもらうAぇの話を、適当に、不真面目に聞き流し続けた日々が、2021年突如終わりを迎えた。

 

私は正門担になった。

 

今思えばそれはほんの少しの興味と暇つぶし。今振り返りたい出会ったあの日とここまでの記憶。

 

Aぇの第一印象は

正門「ああ、永瀬の」

末澤「なんかちょっと怖そう」

リチャード「知ってる」

大晴「王道アイドルの顔」

小島「戦隊モノ出てた?」「顔、良、濃」

佐野「静か……」「覚えられないかもしれん」

 

正門くんの事を磯村勇斗と見分けがつかないだとか、どうしよう佐野の名前を一生覚えられないかもしれないとか(今となっては晶哉がすごい晶哉がすごい言ってますね口癖のように)、関バリも聴いてみたいけどそもそも声と名前一致しませんねとか、DMで言いたい放題わぁわぁ騒ぎながら突然「わたしがこのグループのオタクになるとしたら多分まさかどなのかもしれないな……」という謎のセリフをキメる。なんで?


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※DMが残ってました

 

センターが誰とか、年齢がどうとか楽器がとかメンバーの関係性すらよく分かってない私の口から出た正門宣言。なんで?

Aぇの何かを見せてもらうたびに小島の感想を添えてたじゃないですか。

 

なんで??????

 

この謎は一生解けないけどAぇのダイマを浴びること3日、気がついた頃には私はすっかり(というかやっぱり)正門担になっていた。

 

ところでリチャってすごいよね、リチャだけ「この人知ってる」ってなる現象に名前をつけたい

 

とはいえ、稲妻に打たれたような衝撃的な出会いかと言われればそうでもない。

興味を持ち始めるといてもたってもいられない私がなぜか急に気になりはじめた正門くん。顔がタイプという訳でもなかった(今は顔も好き、太っても浮腫んでも髭が濃くても好きだよって甘やかしたい)

寝る間を惜しんで取り憑かれたかのように漁った島動画、YouTube、テレビ番組。

島動画を制覇した時はさすがにびっくりされた。あの量を2日ほどで制覇した私、なんかすごい。

 

正門くんに対する印象は、前へ前へというタイプではなく、とりわけ器用とかでもなく、どちらかといえば不器用な人。

いわゆる普通の人、良くも悪くも。

履修の序盤にどんくさかわいいカポエイラやら古式泳法やらを見たし、大真面目にやるのに気持ちいいほどスベる大喜利とか、おかんキャラの高すぎるポテンシャルとか、"ぽや"と呼ばれる正門くん特有の味わい深さとか………

(※余談ですが私は天然という言葉があまり好きではなく、天然を全面に押しだすアイドルの売り方もなんだか窮屈そうで好きではないので「ぽや」は「ぽや」として守りたいなと思っています。)

失礼すぎるけれどスターと言うには程遠いような、安全運転をしながら煽られる前に路肩に避けていくような、そんな人かなって。

みんながみんな口を揃えて「正門くんは良い人」と言うのもなんか気になった。私は"良い人"というのに少し抵抗がある。私、抵抗がある事が多すぎるな。

だから、センターだよと教えてもらった時はシンプルにびっくりした(正確にはダブルセンターだった)

 

ただ、そうじゃないなと思ったのはダブルセンターの赤を担う末澤さんとの関係性。

私がAぇを知る少し前に始まって、終わりを迎えていた二人の冷戦。のはずだったんだけど、二人が改めてそれを振り返っている場面に出くわしてしまって、正門くんの"安全運転説"を撤回した。

相手が末澤さんというのがまたなんとも……

何回も掘り返してごめんなさいねという気持ちと、気になって気になって仕方がなかった二人の当時の話に思いがけず追いついた事は、私の中であまりに大きかった。

青と赤、違うからぶつかる。違うから認め合える。

路肩に避けそうなんてとんでもない。正門くんは青い炎を燃やすひとだった。最後は末澤さんから歩み寄ったことも、それを笑い合える今のふたりの関係性も。

彼らは私が思っているよりずっと熱かった。好きだな、と思った。

 

青い炎といえば、わりと早い段階でバンド曲をやるAぇを見た時も驚いたな。正門くんってこんなに自信のある顔するんだ、こんなに気持ちよさそうな顔で歌うんだって。

「自分のギターに酔いしれながら弾き倒す」(Talking Rock!編集長さんの言葉)

赤ではない。青い炎が静かに、だけど誰よりも熱く燃えている感じ。

それは経験と自信がなければ絶対にできない顔で、バラエティーとかラジオ、島動画じゃ分からなかった部分で、沼に落ちるポイントがいくつかあるとしたらひとつは間違いなくここ。

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(Break Throughを歌っているAぇが私は大好きで。歌詞もあいまって何度か泣かされた。全然泣くような歌でもないしそれはもう楽しそうに、本当にみんな楽しそうに歌っているんですけどね。大丈夫じゃないメンタルの時に聴く正門くんの"大丈夫、きっと上手くやれる"の歌い出しには多分全人類救われると思うから聴いてほしい)

Aぇ! group 「Break Through」(あけおめコンサート2021〜関ジュがギューっと大集合〜) - YouTube

(この曲は2番の歌詞も最高なんだけどな…!!!!!!)

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加えて渋くてビブラートの効いた歌声。こじけんが声帯震撼と弄っていたけれど、あの歌声を誰よりも好きなのはこじけんなんじゃないか。知らんけど。

ステージに立つ正門くんを見ていると、彼は"男性が憧れる男性の引き出し"をたくさん持ってるんじゃないかなぁなんて思う。

大晴が「まっさんかっこええわ~」って言う時があるんだけどそれもめちゃくちゃ分かる。大晴の茶化さずストレートに人が喜ぶ言葉をかけてあげられるところ、すごく好きだな。

 

あれほど顔と声が一致しないかもしれないと不安だったラジオには正門くんの魅力が詰まっていた。心地の良い声、間合い、聴いているほうまでつられてしまう独特な笑い声。

昭和、平成、令和、どの世代の耳にも優しい。ラジオを聴いていると正門くんが自分の事を"心の実家"と表現しているのが妙に納得できる。はんなりピシャリの語り口が土井先生(お料理の)っぽいと言っていたお友達の言葉にも首がもげるほど頷いた。

声しか届かないラジオだからこそ足りない部分を作らない細やかさ。

先日スタートしたばかりのAぇの冠ラジオ、ヤングタウン(水曜日担当)

初回放送はどのペアになるんだろうって予想をたてている時に、お友達の佐野担さんが「初回は正門くんがいいな」と言っていたのが印象的で。

安心や信頼って築き上げるのに時間がかかるんだけど目に見えるものではないから、そういう言葉に触れるたびに私が正門くんを知らなかった年月も容易に想像できてしまう。優しい、良い人、信頼、実直、誠実……そうか、そうかもしれないなと静かに腑に落ちた。

 

こじけんとの関係も同じだと思う。

Aぇが出来る前からずっと一緒に過ごしてきた二人。正門くんが「俺が辞めたらこじけんどうするん?」って退所を思いとどまった話をお友達から聞いた時その人間臭さに妙に惹かれてしまったのだけど、過去をあまり履修したいと思えない自分の性分でも二人の関係性を理解できるほどには今現在もしっかりともんビバを浴びている。

それだけの長い時間を一緒に過ごしてきたこじけんが正門くんの事を「こういう人」とあまり断言しないのも好きで、陰にも陽にも当てはめない「まっさんはまっさんやん」という空気はなんだか居心地がいい。この人がリーダーで良かったな。

正門くんとの関係を「信頼しきってます!っていうだけかな」と湿度0%で答えるこじけんの良さよ。

そんなこじけんが、空言オーケストラの「結局僕らは夢を追いかけた」のパートを歌う正門くんを見て泣きそうになった話。その話をしながら思い出し泣きしてしまって、正門くんもつられて目を潤ませていた某雑誌のトークは時々そっと思い出しているけどね。

その積み重ねてきた年月の事を考えれば、私なんて遅すぎる駆け込み乗車でしかないけれど、この"ずっとなふたり"の関係が続くといいなって思う。

これはもんビバから始まったAぇ担こと私の勝手な願いです。

 

 

何年かぶりにJr.担になった。

真っ白いまま体当たりでぶつかっていった正門くんの初主演舞台「染、色」に間に合った。

会場一体が涙に包まれた夏のサマスペ千穐楽で、涙を見せずにステージから客席を見渡す堂々たるダブルセンターのレポに心が震えた。

そして、青い炎に何度も触れた。

それは真っ赤な炎を好んで選んできた私にとって、とくべつだった。

不確かなものを応援することは怖い。ある日突然かたちが変わること、受け入れること。

その輝きを、儚さを、現実を楽しめるだろうか。もう一度その日々を追いかけることができるだろうか。

未来のことは誰にも分からないけれど、

もう足を踏み入れてしまった。そんな彼らを、彼を大好きになってしまったんだよ。

 

春に出会い、夢中で追いかけた日々は熱すぎる夏の余韻を残したまま、だけどはっきりと冬の訪れを予感させた。もうすぐ11月、なにわ男子デビューの時が迫っている。

そして、Aぇ! groupの冬の現場も決まっていた。

「関西ジャニーズJr. LIVE 2021-2022 THE BEGINNING〜狼煙〜」

このタイトルに関西の決意を見た(だって文字が燃えていた)

安全運転説を撤回したあの時と同じように静かに燃える青い炎が見えた気がした。

 

終わりと、そして始まり。

西にどんな風が吹くだろう、もうすぐ狼煙が上がる。

 

どこまでいけるだろう、どこまでも行こうぜ!

 

 

西は明日も晴れる